こんにちは！
元読モ・いま離婚調停中 シンママのみーしゃです。
少し前に、フリーアナウンサーの小島慶子さんの発言で話題となった「エア離婚」。
小島さんの意味するところは、
「（夫と妻の双方に『夫婦としての愛情はなく、夫婦としての権利義務もない』という共通認識を持ちつつも）
子育てが終わるまでは便宜的に夫婦としての形態を保つ。
子育てが終わったら離婚する」
ということを夫と話し合って決めたようです。
ごく普通の夫婦であっても、
「夫婦としての愛情はないけれど、子育てのことを考えると、
今すぐ離婚するのも考えもの・・・」
というケース、ありますよね。あるある！
小島さんもまさにそう考えていたんでしょうね。
これが普通の女性なら、
「子育て卒業したら離婚しよう」
と心の中でひっそりと決心して終わりそうですが、
そうではなく、
自分の気持ちや考えをきちんと言葉にして、
夫の合意を取り付けてしまうあたりが、やはりタダ者じゃないのかもしれません。
合意を得るまでには数年かかったようですけれども。
似た言葉として「卒婚」もありますが、
卒婚は、婚姻関係を解消しない点が「エア離婚」との最大の違いです。
当事者同士が夫婦としての意思を持っていないという点は、エア離婚と一緒のようです。
このエア離婚、賛否両論ありますが、
私は素晴らしいと思いました！！
離婚を考えるとき、
どうしてもネックになるのが子どものこと。
世帯収入が減ることによる経済的な不安、
片親への偏見、
父親不在により、さみしい思いや肩身の狭い思いをさせる可能性・・・
どれも離婚時点では現実化するかどうか分からない事柄です。
でも、だからこそ、
不安や恐怖が大きいんですよね。
子どもに与える影響って、予測しきれません。
こういった測定不能なリスクに一人で対処するのは大変なことです。
毎日仕事と育児に追われるシンママ。
リスク発生の可能性を分析し、適切なヘルプを求める時間だって十分にない。
離婚したあとの自分に、こういった問題の解決ができるのか？
自分のせいで、もしかしたら事態を悪化させる可能性も・・・？
とかネガティブに考えちゃう。
とはいえ、
この人（夫）とこの先ずっと一緒なんて考えられない、
もう自由にしてほしい！！
という気持ちも抑えられないと思います。
離婚に限らず、
将来のリスクって、考えても分からないものですよね。
どういったことが子どもに起こるのか、
ネガティブなことが起こったとして、乗り越えられず性格がゆがんでしまうのか、
将来をつぶしてしまうのか・・・
考えても答えの出ない問題、だけど絶対失敗できない問題。
こうなってくると、頭の中はぐるぐるカオスです。
ずっと同じ問題で悩み、
同じように考えて、
自分さえ我慢すればそれなりに過ごせるんだという結論にたどり着き、
次回のストレス爆発までを凌ぐ。
数年、もしかしたら数十年この状態という方もいらっしゃるのではないかと思います。
もし、その状態で子育て終了までを過ごしたとして、
子どもが巣立ったあと、どうなるのでしょうか。
爆発しそうな自分を
唯一、子どもという「かすがい」でつなぎ止めていたんだとしたら、
巣立ったあとは爆発し放題ですよね。
そうなれば、結局離婚の道を選択することになるのではないかと思います。
離婚できないければ、卒婚という形にするかもしれませんが、
妻の心理状態としてはどっちも同じ。
結局、今無理なものは将来も無理だと思うんです。
だったら、
今の夫は『子育て共同体のパートナー』と割り切ってしまい、
子育てが終わったら解散しましょ、
というスタンスはとても理にかなっていると思います。
離婚による子育てへの悪影響のリスクから解放されるだけでなく、
夫と同居している目的やゴールが明確になり、ずいぶん気持ちが楽！
それに、
離婚まで数年あることにより、
第二の人生について時間をかけてゆっくり考えることができますよね。
資格の勉強をしたり、趣味を深めるなど、
子育て以外の関心事にも気持ちが向くのではないかと思います。
「夫」だと腹の立つことも、
「子育て共同体のメンバーである赤の他人」
だと思えば、流せることも増えると思うし。
今の私にとっては、
とても魅力的なプランです。
ただ、我が家の場合、
夫が家に生活費を入れないので、
共同体の経済的基盤が形成できず、
エア離婚すら遠い状況・。。トホホ。。
早く金銭面での調整を終えて、
自由と自立と幸せを手に入れたいです。
したっけ、今日はこの辺で！
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